SSブログ

Walkman F800シリーズに思う [オーディオ]

DAPを買い替えるかどうか思案中。

ソニーのF800シリーズが国内向けにも発表されたが、今回、個人的に待ち望んでいたFLAC形式に対応したのはとても嬉しい。
自宅でネットワーク再生環境を導入して以来、音楽ライブラリは全てロスレス圧縮のFLACで構築してきたので、これをそのまま外に持ち出せるのは非常にありがたいのだ。
音質もS-Master EX搭載で文句なし。Androidも4.0。
とても完成度の高いDAPに仕上がっていそうな気がする。
欲をいえば、ハイレゾデータと、MicroSDカードに対応してくれれば本当によかった。
FLAC形式だと64GBでもちょっと物足りなくて、増設カードを交換して使うと便利というのはJ3で実感しているので。

iBassoのHDP-R10は、音質だけで言えば無視するわけにはいかない。
FLACは192kHz24bitまでのハイレゾ対応、DSD形式まで対応しているのも魅力。
厚さと重さと値段が普通のDAPとかけ離れているが、外付けの高級ポタアンを買ってバンドで束ねて使うというディープな世界がこの製品の戦う土俵なので、意外とリーズナブルといえなくもないのだ。(はい、普通の感覚とは違うことは重々承知しております)
ただレビューを見ていると、操作性の悪さや動作の不安定さはかなり深刻そうだ。電池の持ちの悪さも我慢しなければならない。
音質は重視しているが、私がこれを使ったらきっとストレスの方に負けてしまいそうだ。

あれこれ考えていると、今のJ3は音質面は普通、機能は必要最小限だが私の使いたいFLAC再生やメモリカードには対応、安定性は良いとはいえないが許容範囲、といった感じで、音楽再生としては突出した特長もないが致命的な問題もない。電池の持ちと本体の軽さは最高という面もあり、まだ使い続けるかもしれない。
音質はもう1ランク良くしたいとは思ってるんだけど。

ちなみに、第5世代 iPod touchは、FLAC対応していない時点で私の場合は候補から外れるけれど、音楽再生以外の機能とか使う楽しさなどが抜群なので、音質を重視する人でなければF800よりこちらを選ぶ人が多そう。
DAPに求めるものでアップル派とソニー派が住み分ける構図はまだ続きそうです。

コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0