BALMUDAのトースターに乗り換え [もろもろ]
オーブントースターをバルミューダの「The Toaster」にして1ヶ月ほど経った。
この製品を知ったのは偶然で、前に使っていたトースターの調子が悪くなってきて、デザインのいいものを探す中でたまたま目に留まったのだ。
発売から日も浅いのにさまざまな記事で絶賛されていて、機能的にも突き抜けた面白いものだとわかったので、高かったけど思い切ってこれを選んでみた。
で1か月間使っての感想。
これはあれだ、高級炊飯器とほぼ同じカテゴリーの製品。
「パンが大好き」「毎日パンを食べてる」みたいな人には、値段に見合う価値は十分にある。
しかし、そこまでパンにこだわりがない人にまで、ぜひ買えと勧めるほどのものではない。
普通のトースターよりは、まあおいしく焼ける。
圧倒的かと言われると、「いや普通のトースターでも十分おいしいよ」くらいの差。
このトースターに換えることによる味の差よりも、おいしいパン屋さんのパンと工場で大量生産したパンの味の差の方がずっと大きい。
そういう意味で、高級炊飯器で炊いたご飯と普通の炊飯器で炊いたご飯、高級アンプで聴く音楽と普通のアンプで聴く音楽の違いみたいな話と同じようなものだと言える。
ご飯大好き、音楽大好きな人がそれらのちょっとした差に満足するように、パンが大好きな人はきっと満足すると思う。
あとは使い勝手の話をすると、パンの種類に合わせたモード選択と1秒ごとの温度測定&ヒーター制御のおかげで、ほぼ失敗なく焼けるのはありがたい。(チッチッと小さく鳴る音とカチカチ切り替わるリレーの音が聞こえるのが気になる人はいるかもしれない。私はあまり気にならなかったが)
また、従来のトースターのように300W/600W/1300Wの固定モードもあるので、パン以外の加熱調理も問題なし。
値段は普通のトースターと比べれば飛び抜けて高い部類だが、それでも高級炊飯器と比べればまだ低い価格帯なので、やはりそれなりにパン好きな方は考えてみてもいい製品だと思う。
....と、ここまでは冷静な評価。
このトースターには「チーズトースト」というモードがあるが、これだけは別格。
素晴らしい。最高。
これは普通のトースターでは決して再現できない焼き上がり。
チーズトーストが好きという人には全力でお勧めします。
もう病みつき...