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リー・リトナー&ジェントル・ソウツ「Gentle Thoughts」 [音楽]

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フュージョン好き・オーディオマニアにはおなじみの1枚。

1970年代後半、リー・リトナー、デイヴ・グルーシン、アーニー・ワッツらが、LPのマスター原盤にその場で音を刻み込む「ダイレクト・カッティング」という手法で一発録りしたスタジオライブだそうで、まだ若かりし彼らのエネルギッシュなセッションが緊張感とともに展開されるのがよくわかる。

CD版は同時に作られたマスターテープから起こされたものだが、それでも相当な高音質だし、なにより音楽として大好きなので、オーディオチェック用のリファレンス・ディスクの1つとしても活躍してもらっている。
中でも4曲目「Captain Fingers」は、ハービー・メイソンの鮮烈なドラミングが炸裂し、メンバー達が超絶技巧で高速ユニゾンをキメまくるという圧巻の曲なのだが、これがオーディオ的にも相当難易度が高い。とにかく音の密度が高くてキレがあるので、まずアンプやスピーカーの分解能が高くないと、音がダンゴになって話にならない。今のシステムを選ぶときにも、ゆったり味わい深く聴かせるのが得意な機器の多くは、試聴を始めて5秒以内に粉砕されてしまった。
逆に、この曲が気持ちよく聴けるシステムなら、フュージョンとボーカルのないジャズについてはもう安心して聴けるんじゃないかと思う。

と、こんなことを書くためにちょっと調べてみたら、このときのテイク2のバージョンがつい先日復刻されたことを知ってびっくり(タワレコの紹介ページ)。何かに呼ばれたのかしら。
ソロ部分の演奏が異なるそうなので、とりあえず買います。うーんこれは楽しみ。
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Timothykn

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by Timothykn (2018-02-16 02:14) 

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