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ハイエンドショウ2011スプリングに行った [オーディオ]

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ハイエンドショウの最終日にちょろっと行ってきた。
ほんとに短時間しかいられなかったので、ツイートした中味とともに聴けた部分だけメモ。

  • akasyouakasyouハイエンドショウ来た。ちょっと今からオーディオマニアモードで呟きます。ちなみに客層は99%以上男性www05/15 11:18

出展者は少ない印象。以前は5室か6室使われていた気がするが、今回は3室のみだった。
しかし来場者は多く、試聴ブースはどこも盛況。

  • akasyouakasyou音元ブースでハイレゾ音源デモ。新KLIMAX DSとKLIMAX SOLOでTADのR1だったっけ、フラグシップSPを駆動。物凄く精緻で揺るぎない音。だけに試聴環境が劣悪で楽しみきれないのは残念。05/15 11:27

途中までしか聴けなかったけど、やはりハイレゾ音源をきちんと再生させると情報量がすごい。
楽器の音の精密さと滑らかさは、普通のCD再生では逆立ちしてもできない芸当だ。

だからこそ気になるのが、音の響きとか余韻とか、静寂から音が立ち上る部分とかをじっくり確かめられないこと。
人が多いし、会場の電源はおそらく100V出ていないだろうし、天井も低いし周囲の音もじゃんじゃん入ってくるから、まあ仕方ないんですが。

この機器の組合せだと、文字どおりのピュア再生、味付けをほとんど感じさせない素の音が出てくるので、セッティングがとても重要だと思うのだが、残念ながらこういうショウではそれはかなわない。
もちろん、日東紡音響エンジニアリングの「シルヴァン」「アンク」などの素敵なルームチューニング材もちゃんと使われているんだけど、もともと厳しい環境なので限界があるだろう。

きちんとしたルームチューニングをした上で聴いたら感動するだろうなー、と想像しながら、スピーカーから出ている音そのものに意識を集中して聴く、という試聴体験だった。

  • akasyouakasyouディナのコンフィデンス C1 SIGNATURE、これは良かった! まだ音が硬い状態だけど、音の出た瞬間から「おぉっ」と耳が吸い寄せられる。いいわこれ。駆動はATOLL IN400。05/15 12:13

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2日前に届いたばかりの、世界でも初お披露目というDYNAUDIOの「Confidence C1 Signature」。
今回はこれの試聴が目当てだった。

ツイートにも書いたが、音の消え際がまだパキパキするような硬い印象で、DYNAUDIO JAPANのスタッフの方も「聴いてるそばから音が変わっていく」と言うような状態らしいのだが、それでも聴いた瞬間にはっとするような「気持ち良い音」が出ていた。

ハイレゾ音源の再生を聴いた直後だったこともあって、音源がCDではパーカッションのアタック音などのリアリティがぜんぜん足りないとすぐ気付いてしまう(プレイヤー自体はATOLLのCD400という、フィリップスのメカを搭載した良い製品でしたよ、念のため)。
にも関わらず、「ソースの少々の解像度不足なんて関係ないさ」といわんばかりに、圧倒的な「響きのバランス」の良さを聴かせる。

こういう、バランスの良い音(の響かせ方)が好みなんだと思う。

まだエージング初期段階とはいえ、このスピーカーは小さな外見からは予想できないほど低音が良く出る。
量はそれほどでもないが、低域がぐいっと下の方まで伸びて、それも切れ味があって中高域とケンカしない感じだ。
これでエージングが進んだらどうなっちゃうんだろう。

とっても欲しくなったが、ユーロ圏の参考価格はペアで7,300ユーロ。
だったら今のスピーカー(G1302)をもっと上手に鳴らすのが先だ。まだまだ全然実力を引き出せてない自信がある。(こういうことに自信があると言っちゃいけないが)
そこで限界を感じるようになるまでは手を出すべきものじゃない。がまんがまん。
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