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DN-2000、予想以上のストライク [オーディオ]

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このところ、ポータブルではPonoPlayerとDN-2000の組合せにハマってしまっている。
自分としては想像もしていなかった組合せなので意外な伏兵という感じだ。

DN-2000は先月、期間限定のセールスがあった機会に導入。
久しぶりのイヤホン追加となった。
基本的な印象はさまざまなレビューで書かれているように、ハイブリッドであることを意識させない低域から高域の自然なつながりとレンジの広さ、そして絶妙な出音の心地よさ。
イヤーピースや付属リングなどの調整でかなり音が変わるので、最初にしっかりしたフィッティングを決めるのが大切です。

PonoPlayerの低音の伸びやアタック感の強さに対して、DN-2000のダイナミック型ドライバがよくマッチして、ジャズのベースやドラムは弾むように聴こえる。低域には沈み込むような迫力と締まりが両立している。また高域も広いのでPonoの少し弱い高域を補ってくれるような感じもある。ボーカルのサ行が刺さるようなことも感じられない。
AK120とSE535/SE535LTDのモニター寄りの組合せと比較すれば、明らかにリスニング寄りの音。ただあからさまに音をいじってくるような不自然さはなく、割と自然にそれができている。

PonoPlayerは前に書いたように分解能やS/N比はかなり高い水準だが最強クラスではないし、音質以外で気になる部分がいろいろある。DN-2000はリケーブル非対応なのでバランス接続はできない。
しかしながら、トータル6万円強でこの音質、この心地良さが実現しているなら、無理にグレードアップしなくてもいいかなと思えるのだ。もちろんハイレゾ再生にも十分な実力はある。
かなりお買い得だったと感じている。

自分ではもっとモニター寄りの音が好みだと思っていたが、案外、ポータブルではリスニング寄りでもいいのか、ということに気付かされた出来事でした。
飽きるまでしばらくこの組合せを楽しんでみたいと思います。
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